話題のサンドボックスゲーム『クラフトピア』早期アクセスレビュー
先日steamにてアーリーアクセス版としてリリースされるやいなや、売上も同接もすごい数字を叩き出したらしい『クラフトピア』をやってみた。ハニワ君が結構前から気になる気になるって言ってたので名前は知っていたが、思った以上に注目度が高い様子。
感触としては事前情報見たときの「グラフィック解像度の高いマイクラ」ていう印象ほぼそのままのゲーム。フィールドで叩いたり切ったり殺したりして様々な素材を集め、クラフトで色々なものを作ることができる。施設や建材で拠点を作り、どんどん作れるものをアップグレードしていく。
正直マイクラはあまり好みに合わなかったので似たようなゲームだとしたらどうせ向いていないだろうと期待してなかったが、マイクラにはない部分もあり比較的遊びやすかった。
■マイクラとの違い
・グラフィック。
・オープンワールドとされているが、実際は転送ゲートみたいなのを通って色々な島と島を移動する感じなので厳密にはオープンじゃない。
・石や木のような特定のオブジェクトは壊せるがフィールドは壊せない。地形を改造して拠点を作ることはできなさそう。
・ストーリーらしきものがある。女神がどうとか。ほとんどないも同然な気もするが。
・レベルが上がるとスキルポイントを割り振ることができる。攻撃技や魔法を覚えたり、移動や収集が効率よくなったりする。
■いいところ
・音楽。
・ミッションという名の行動指針があるのでこの手のゲームにありがちな「何をしたらいいかわからない」をある程度緩和してくれる。
・文明度という概念があり、石塔に特定の貢ぎ物(?)を捧げることで文明が開化しクラフトできるアイテムが増える。これも↑と同じく「何をしたらいいかわからない」ときに「とりあえず○○製作を目指す」という指標を与えてくれる。
・クラフトするハードル(素材の入手、必要数)が低めでお手軽にものが作れる。
・スキルの幅が広く、ポイントの振り方次第で戦士にも魔法使いにも野人にもなれる。なんでもできるのでなんでもやりたくなるが、ある程度方向性をしぼった方がぶっ飛んだことができて面白そう。
■わるいところ
・早期アクセスだから仕方ないとはいえ、バグやおかしな挙動が多い。こういう面白バグをネタにしたり開発がユーザーに近くて一緒に盛り上がるノリは苦手なんだけど、一般的には良いことなのだろうたぶん。
・この完成度で2500円はちょっと高い。正規版はともかくアーリーだけでも安くして欲しかった。今後の開発への投資と思うしかない。
・一部の設置アイテムがデカいグリッドに沿ってしか設置できない。壁とか床とか。この手のゲームは拠点をどれだけ立派にするかが楽しみの一つだと思うが、その点の自由度は低い。早期アクセスだから(略)
・攻撃判定がなめらかじゃないというか、若干の硬直みたいなのがあって近接攻撃が当てづらい。プレステのゲームっぽい。アクションゲームではないので(略)
・ホットバーが足りない。ホットバーセットを複数登録して場面に応じて入れ替えできるようなシステムが欲しい。
・倉庫系の容量が小さい。見た目大型車くらいあるコンテナが16スロットはちょっと。
・帽子がおかしい。