蟹3

感想と怪文書

英雄は何者にもなれる

ただのプレイ日記です。
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ゲーム友達のほぼ全員がポケモンに熱中していてさみしいですが、俺はポケモンアンチなのでやりません。ごめんなさいアンチは言い過ぎました。でも興味ないのでやりません。
その間なにしてるかというとイシュガルドで職人を目指しています。

難しいとかではなく単純に集中力の問題だと思うんですが、最近FF14バトルコンテンツについていけないと感じることが多く、もう戦うのやめよっかなって思ったんですよね。そしたら直近のパッチでギャザクラ専用コンテンツ「イシュガルド復興」が実装されたのでちょうどいい機会かなと思って。
イシュガルドとは、2015年発売のファイナルファンタジー14第一弾拡張ディスク『蒼天のイシュガルド』で追加された、雪と山に囲まれた宗教都市です。新マップ新都市がどんどん追加された今では人通りもめっきり減っていたわけですが、「イシュガルド復興」が再び賑わいを呼び込む新コンテンツとして期待されていました。ヒカセンらの活躍により竜詩戦争が終わっても都市内には戦乱の爪痕が残されており、イシュガルド市民はいまだ苦境の中にいます。そんな街をギャザラークラフターのみんなで物資を集めたり作ったりして復興させよう!というコンセプトだと紹介されていました。

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今後復興されるであろう区画

結論から言うと「イシュガルド復興」自体は経験値と報酬アイテムをエサにしただけの中身スカスカコンテンツで、久々にふざけるなヨシダーーーーとなったんですが、それはまあいいです。言い訳公式フォーラムの回答によると今パッチは序章だからシンプルなだけで今後のアップデートで充実していくとのことですが、それもまあいいです。シンプルというか参加が数日遅れただけで全部終わってて何もできなかったですけど、まあいいです。
一応復興用アイテムの納品だけは今も可能。既存の収集品システムの名前と報酬変えただけですね。どこが新コンテンツじゃクソ。経験値は良いのでめっちゃ作って納品してるけど「イシュガルド復興」が楽しいからやっているわけではない。べ、別にあんた達のために納品してるんじゃないんだからねっ。吉田は反省しろよマジで。

クラフターの良さは、お菓子を食べながらできるところと失敗しても自分しか困らないところです。別画面でYouTubeなどを見ながらでもできます。というか同じアイテムを何個も何十個も作るような場合は動画でも見てないと暇。ギャザラーも単純作業になりがちなので正直眠いですが、戦闘ばっかりしてるとゆっくり見る機会のないフィールドの景色とかを眺めるキッカケにはなるかもしれません。
あとは、作る前の段階で必要素材をメモしたりとか、物資量を数えたりとか、足りないものを自分で採ってくるか金で買うか悩んだりとか、そういう段取りもけっこう楽しいです。慣れたらめんどくさいだけになるんでしょうか。牧場ナントカとかマイクラみたいなゲームにあまり魅力を感じなかったんですが、こういうところが面白いのかなと少し思いました。

クラフターのクラスクエストも全然やってなかったので一気に進めましたが、戦闘系のクエストより面白いですね。戦闘ジョブだとどうしてもヒカセンが前面に出て戦うので目立ちますが、クラフタークエストではNPC達それぞれの物語に職人の技で陰ながら華を添える、みたいなのが多かった気がします。NPCにも生活があり文化があるというのが実感できてよかったです。冒険者なんて万事このくらいの一歩引いた立ち位置でいいと思うんですけども。おじいちゃんなので今後はそういうフォークロアを蒐集するFF14生活を送りたい。
FF14というゲーム、非常に幅広いプレイスタイルを許容している点は素晴らしいですし公式もアピールポイントとして推してますが、大半のコンテンツはメインクエスト(戦闘)を最新まで完了したことが前提になっている。完了してなくてもちゃんと遊べるものもありますけど(麻雀とか)、お金を稼ぐ手段がなかったり手に入らないアイテムがあったりなにかと不便です。さっさとストーリー進めればいいと言えばそれまでなんですけど*1、「何にでもなれる」と宣伝標榜しておいて「その前にまずは英雄になる必要がある」のは、ちょっとずるいのではと思わなくもない。
ただ、クラフタークエストで目にする市井の人々の姿も、ヒカセン(自分)が戦って守ったからこそあるのだと思えばまあ、英雄になるのも悪くはないですけどね。

*1:蒼天編以降のメインストーリーはこのゲームの一番質が高い部分だと思うので、どうせなら全員体験してほしいという気持ちは確かにあります